境 内 さ ん ぽ

keidai4変

小さな境内もよく見れば様々な風景が

歴史の残る空間がココに

境 内 末 社

当社の境内には3社の小さな神社があります

お祀りしている神様はお社によって違い、歴史も様々

古くから本社と共にこの地にて崇敬されています

恵 美 須 神 社

御祭神 事代主神・大地主神

御神徳 商売繁昌・生産守護・豊漁・家内安全

御由緒 寛政10年の勧請
    明治35年中島新町の摂社〝恵美須神社〟を併合
    昭和20年8月6日原爆に遭い焼失
    昭和28年11月復興 現在に至る

御祭日 11月14日 えびす祭

※えびす祭では「福かき熊手」を授与しております(完全予約制)
 授与ご希望の方はお問い合わせ下さい
〝えべっさん〟の愛称で親しまれているお社
恵美須神社のお祭りでは授与品の熊手を境内に全て並べ祭典を行い、たくさんの参拝者で賑わいます
えびす祭の風景を見る

幸 神 社

御祭神 猿田彦大神

御神徳 方除・開運・道中守護・夫婦和合・芸能上達

御由緒 天文年間の創建
    創建当時は〝彦山明神〟と称していたが、明治4年〝幸神社〟と改称
    昭和20年8月6日原爆に遭い焼失
    昭和41年8月復興 現在に至る

御祭日 年の初めの庚申(かのえさる)の日 初庚申祭(はつこうしん)

当社では本社と同じく一番古くからこの地にお祀りされている神社です
「みちびき・みちひらきの神様」として有名で、たくさんのお参りを頂いております

稲 生 神 社

御祭神 宇迦御魂神・大歳神

御神徳 五穀豊穣・子孫繁栄・商売繁昌

御由緒 宝暦年間の勧請
    昭和20年8月6日原爆に遭い焼失
    昭和28年復興 現在に至る

御祭日 旧暦2月初めの午の日 初午祭(はつうま)

境内に入ると目を引く、朱色の鳥居が並ぶお社。〝おいなりさん〟の愛称で古くより親しまれています
小さなお社ではありますが、町の人々に支えられたくさんのお参りを頂いております

境 内 風 景

木々に囲まれた境内は、日本の四季を感じられる空間

境内には大鳥居や狛犬など多くの石造物があります。被爆した石造物も多く残っており、原爆の悲惨さや脅威を今に伝えています

当社では、神社だから出来る賑わいの場として不定期でイベントが開かれています

神社で行う意義と神社だからこその雰囲気を大切にされる方々が出店をされ、多くの方で境内は賑わっています

原 爆 ク ス ノ キ

境内に入るとすぐ右手にある大きなクスノキ

境内を見守る御神木であるこの〝クスノキ〟には、広島の歴史がみえるお話が・・・

【原爆クスノキのお話】

昭和20年8月6日広島に原子爆弾が投下され、町は焼け野原と化しました

被爆直後爆心地近くの元安橋左岸に、このクスノキは芽吹きました

被爆焼死した親木の種から芽吹いたクスノキは当時の町の灯りでした

このクスノキは付近の住民により大切に育てられていました

元安橋左岸の整備の際、その命を惜しむ氏子達により当社の境内に移植されました

みるみるうちに成長をし、現在では境内を見守る大木となりました

近年ではこのクスノキの生命力、

すくすくと育ち往くパワーにあやかりたいと

たくさんの参拝者が訪れています

自ら根を張り、自ら地に顔を出したクスノキ

〝生命の力〟そのもの

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