意外と知らない!?〝 干支 〟の数え方!?


突然ですが、皆さんは〝 干支(えと) 〟の数え方を知っていますか?

よく聞く、「ねずみ年、うし年・・・」という数え方は正式には『十二支』の数え方であり、〝 干支(えと) 〟の数え方ではないという事はあまり多く知られていないと思います。

 

〝 干支(えと) 〟とは、『十干十二支 (じゅっかんじゅうにし) 』という古くから年号、時間、方位等を現したものを用いた形とされています。

まず『十干 (じゅっかん) 』とは、漢字では「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」で、「こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、き」と読みます。

『十二支 (じゅうにし) 』とは、漢字で「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」で、「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」と読みます。

この『十干』と『十二支』を組み合わせて年号として用いられており、この数え方を『十干十二支 (じゅっかんじゅうにし) 』といいます。

 

読み方はまず、『十干』を「甲」と「乙」、「丙」と「丁」、「戊」と「己」、「庚」と「辛」、「壬」と「癸」と、2つずつ組み合わせます。

それを順番に〝陰陽五行〟の「木」、「火」、「土」、「金(か)」、「水」に割り当て、前を「兄(え)」、「弟(と)」と読みます。

 

木(き)  ー 「甲」(兄) 、 「乙」(弟)

き    の   え  、   と

火(ひ)  ー 「丙」(兄) 、 「丁」(弟)

ひ    の   え  、   と

土(つち)  ー 「戊」(兄) 、 「癸」(弟)

つち   の   え  、   と

金(か)  ー 「庚」(兄) 、 「辛」(弟)

か    の   え  、   と

水(みず)  ー 「壬」(兄) 、 「癸」(弟)

みず   の   え  、   と

 

例えば、

平成27年は『乙未(きのとひつじ)年』です。

「乙」は「木」 の組み合わせの後ろ(弟)ですから「木の弟」=「きのと」と読みます。

「乙(きのと)」 + 「未(ひつじ)」 = 『乙未(きのとひつじ)年』となります。

後の平成28年は「乙」の次で「丙」と、「未」の次で「申」の組み合わせです。

「丙」は「火」の組み合わせの前(兄)ですから「火の兄」、「ひのえ」と読みます。

「丙(ひのえ)」 + 「申(さる)」 = 『丙申(ひのえさる)年』となります。

 

〝10個の干〟と〝12個の支〟の組み合わせを続けていくと、再び同じ組み合わせが巡ってくるのは、60年目。。。

60年で暦(こよみ)が還ってくる事から、60歳が『還暦』と呼ばれています。

 

読み方など少しややこしいとは思いますが、『還暦』の他にも私達の周りには、この〝干支〟の数え方が数多く根付いています。

例えば、高校野球で有名な「阪神甲子園球場」。

こちらは大正13年(西暦1924)に建設されていますが、この年は「甲子(きのえねずみ)の年」という事から「甲子園」と命名されています。

また、広島県広島市西区の「庚午」という町においても、昭和5 年(西暦1930)「庚午(かのえうま)の年」に開かれたことにより「庚午」と呼ばれました。

 

他にも日常生活でかかせない〝時間〟にも『十干十二支』が隠れています。

古くは時間をも『十干十二支』で数えていました。

まず十二支を時間に当てはめると午前0時が「子(ね)の刻」になります。

24時間を12で数えますので、「一刻(いっこく)」は2時間になります。

順に数えていくと、昼12時は「午(うま)の刻」。

〝正午〟の〝午〟とは「午(うま)の刻」からきた言葉で、「午(うま)の刻」より前が〝午前〟、後ろを〝午後〟なのです。

 

普段何気なく目にしたり、使っている言葉の中にも『十干十二支』はたくさん使われており、目線を変えて周りを見渡せばまた新たな発見があるかもしれません。

 

当神社では毎年、その年の〝干支お守り〟を元旦より授与しております。

こちらの〝干支お守り〟は空鞘稲生神社でしか受けることのできないお守りで、毎年150体限定となっています。

 

毎年が〝60年に1度の年、、、〟

そう思うと感慨深く、今までとはまた違ったスタートをきることができるかと思います。

 

空鞘稲生神社〝干支お守り〟己卯年、庚辰年、辛巳年壬午年、癸未年、甲申年乙酉年、丙戌年、丁亥年戊子年、己丑年、庚寅年辛卯年、壬辰年、癸巳年甲午年、乙未年、丙申年